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昔も同じ? シャトー・マルゴー味 の変遷

 シャトー・マルゴーを醸造させる際に使う木製の樽が、全部手作りと聞いて驚いています。一日に三つしかできないそうですが、折り紙すらきっちり折れない私としては、三つもできればすごいと思ってしまいますね。だってあんな価値あるワインを入れるものならば、相当の取り決めがあり技術だって必要なはずです。
 そこではたと気付きました。確かに今は、シャトー・マルゴーは手作りの樽に入れられて、気温や湿度の安定した場所で醸造されます。しかしワインを作り始めた当初は、どうやって保管していたのかしら。フランスは日本の夏よりは涼しいと聞くけれど、一応四季はありますものね。日本の氷室のように、特別なところを使っていたとか、それともそんなことは関係なく 、屋内だったとか……大昔ワインや砂糖菓子などを作るのは修道院が担っていたといいますから、おそらくは普通の場所だったとは想像しますが。
 そう考えると、シャトー・マルゴーも、今と昔では味もまるで違うのかもしれませんね。とはいっても、「じゃあ醸造○年後のものを比較してみよう」と言ったところで、当然当時を生きている人は既に亡く、味を覚えている人がいないのでは、比べることはできません。それに今こうして語っていることは、ただの素人考え、私の想像です。
 歴史上の有名な方が褒めたたえ、革命や戦乱を乗り越えてここまで愛されてきたシャトー・マルゴーーです。愛好家の方に馬鹿らしいことを言うなと怒られてしまいそうなので、口をつぐみましょう。